春時雨のち晴れ  🌈 ゑこおの綴り 🌈

美術館、漫画、放送大学、たまにお題も書きます

初日に行ってきた

鬼滅の刃 「上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」

(以下漫画及び映画「鬼滅の刃」のネタバレ含みます。未読、未鑑賞の方はご注意下さい)

 

よもや公開日に観る事になるとは😆

 

来場者特典の 上弦集結本(かまぼこ隊と禰󠄀豆子の可愛い

節分仕様のイラスト入カードもあり)をすんなりと頂いて、

初日ってこういう事かー、すごいね。

一緒に観に行った師匠の都合が今日で良かったわいな〜

と、感心して席についた。

 

まず映画は過去の名場面の時系列で始まり、

無限列車編の煉獄さんが登場して、猗窩座との決闘、からの

かまぼこ隊の号泣で、やはり自分の涙腺はごわっと緩んで…

禰󠄀豆子の「お兄ちゃんは私の気持ち…」と叫んだ場面で

またごわっと涙腺崩壊。

妓夫太郎の回想で涙が出てきて、目尻をハンドタオルで

拭きながら、2年前位に自分がドライアイ気味で目が痛くて

悩んでたのを何故だか思い出した。

 

で、映画の感想は 

 

「テレビで見た通りや。」

 

(ストーリーが一緒の点ではない)

 

何がやと言うと、昨年「遊郭編」を初目した時に

 

「えーーっ(これ)劇場版(みたい)!?」と思わずテレビの前で

絶叫したのを覚えている。

 

 

テレビで観た通りの、迫力ある戦闘のモーションや、闇と対照的に

色とりどりに浮かぶ遊郭の色彩が、そのまま大きい画面に現れたなと

思った。とりわけ、戦闘シーンは無限列車から、更に細かく

描かれていて、アニメーターの方の意気込みが伝わって、

ちゃんと睡眠時間とってますかーと心配になった位だ。

 

 

無限城に至っては、城の内部にものすごく奥行きがあって

部屋の襖が勝手に開いたり、閉じたりし、部屋の配置もパズルの

ように独特だ。

遊郭が見栄と欲憎の渦巻く場所」と言うならば、無限城は

鬼舞辻の欲望と怨念に満たされた小宇宙だろう。

その無限城内の高みから、吹き抜けを落下して行く

猗窩座。その姿は無音の中を、ひたすら重力に任せて落ちていく、

一つの弾丸の様だった。

 

声、音の迫力

 

その場面にかかったBGMが「いいな」と思ったら、今度の

テレビアニメの主題歌であろう曲の方も、カッコイイ歌だった👍

今回も音楽には凄く期待できる予感がした。

 

少し戻るが

この映画の冒頭で、Aimerさんの「残響」の歌詞が聴き取れて

おやおや!ときた。テレビだと最後の「ザンキョウ〜」の

部分しか聞き取れなかったので、映画館の音響の良さを

実感した次第。ありがたやありがたや。

(昨年は下っ子が受験生だったので、うるさくしない様

テレビは控え目に観ておりましたわ)

 

 

顔を出さないで、演技

 

人間だった頃の不幸を、幸福な人から「取り立てる」

事で、チャラというのか、「自分と同じ様に不幸な目に

合わせてやる」を仕事にしている妓夫太郎、堕姫。

(陸の鬼兄妹の生い立ちは、とても絶筆に尽くし難く)

 

 

この巻にたくさん出てくる、あおりのセリフを読んでいて、

どんな風に喋るのか、テレビを見る前に妓夫太郎はオラオラ系の

あおりかと想像した。

 

妹鬼はおきゃんで、激情家で感情の起伏の激しく、

その起伏の差が凄みになっていた。

兄鬼はヒタヒタと忍びようる様な声色で、抑揚が

抑えられている分、それがかえって不気味だった。

どちらも、すごいわ。

 

刀鍛冶の里編は禰󠄀豆子にターニイングポイントが起きる

し、自分は好きな回だ。子供になった半天狗との戦いに

注目しています。どんな風に喋るのかめっちゃ楽しみですわ。