今日やっと録画していたNHKのアナザーストーリー2022年1月15日放送分を観た。
(もっと早く観れいれば、再放送を録画すべきやと気付けたのにうっかり⤵︎
八兵衛さんどころか、八十兵衛やないか〜)
普段からフィギュアスケートに関心は無かった私が、ソチ五輪の羽生結弦選手と
浅田真央さんの演技を見た事で、無感情から
「フィギュアスケートって凄いんや」と感動！するきっかけを頂いた。
このお二人を観るまで、私のフィギュアスケートに対する印象は…
男子はダイナミックさが全面推しの、アクロバチックな感じ。
女子は優雅で綺麗、だけどずっと観るのは退屈…。
フィギュアスケートが好きな方には申し訳ない、過去の素直な感想です。。。
浅田さんは優雅な滑りと豊かな表現。そして高い連続ジャンプを見て、
日本にすごい女子がいたんだと、気づくの遅いがとても感動した。
特に私の眼の鱗を取ったのは羽生選手で、男子でこんなに表現豊かに
体現して、ジャンプもできる日本選手いたん、私は見た事無いけど！
(今迄フィギュアスケート見てなかったからやで、とツッコミされたらそれまでだが)
千と千尋の神隠しで、ハクが千尋に自分の名前を思い出してもらった瞬間、
龍の鱗がドワっと剥がれるシーン。あれくらいの量の鱗が自分の眼にあったか
位の衝撃が、自分にもあった。
(もう私の脳内で、エアー羽生選手と手をくんで上記のシーンを再現したい
位)
素人目でも、羽生選手の一挙手一投足すべてに気を抜かず、髪の先から爪の先まで
神経が通っている動作、演技を感服して観た。氷の上を滑っているというが、
なななんと滑らかな動きなんだこれ！
「凄い若者がいた」
その若者はその後も更に進化していた。
平昌五輪のSP。静かな水面を、水飛沫を立てずに駆け抜け、ジャンプ、着地は
優雅な鳥が水面にスッと降りているごとくに思えた。
フリーを見ていたら、羽生結弦が平安装束を纏い、手には扇を持って舞う
安倍晴明に見えて、陰陽師が降臨した、と自分の眼の錯覚かと眼を擦ってみた。
ガラスの仮面でも有りますよね、マヤの演技がリアル過ぎて、観る人が本当か！
と目を見張る様な場面。私もこういう心境でした、本当にこんな経験するとは
またまた目から鱗かと、何枚鱗有るねんこの私。
もとい
アナザーストーリーでは、メダリストのデック・バトンさん、プルシェンコさん、
ハビエルさんの羽生選手に対する想いを語っておられました。
御三方とも、スケータ－として名を馳せた方です、すごく良いお話でした。
(ハビエルさんは途中迄だったので続きが見たい)
羽生選手の背後にはこういう心強いコメントをしてくれる味方もいて、
沢山のファンの方もいて、支えてくれるご家族も居て、スタッフや
プ-サンも居てます。
熱狂的で詳しくも無い私が言うのも何ですが、何も心配せずに、
明鏡止水の心境で試合に挑んで欲しいと思っています。
